ハイブリッドスイマーの巻きスピードとキモ
2017.02.25 Sat. 12:50 -edit-
正直忘れてました(^^;;
それじゃダメなんですがね、わはは。
さて今回は、イベント等でもご質問がありました「ハイブリッドスイマーの巻きスピードと使い方」についてご説明します。
正直、名前は知っているが使った事が無い、釣った事が無いという方も沢山おられると思います。
ハイブリッドスイマーは巻きスピードで動きが「静から動」へ変化します。
コレが「最大のキモ」です。
良く「巻いても泳がない、動かない」と言われる方がおられますが、僕の動画やテレビをよーく見て下さい。…
「速巻き」でぐるぐる巻いています。
そうなんです。
基本巻きスピードは「速巻き」です。
次に動き…
ハイブリッドスイマーは、バイブレーションやシャッドテールの動きとは全く別物です。
テールがシャッドテールの形なので良く勘違いされますが、いわゆるジグヘッドのシャッドテールとは全く動きが違います。
デイゲームで釣行されたら少しだけ投げて、巻きスピードを上げながら目で泳ぎを確認してほしいのですが、ある一定のスピード以上から急激に「動き」がでます。
その動きは…
シャッドテールの様にテールがプルプル…違います。
テールのプルプルアクションがボディーに伝わりローリングアクション…
これも違います。
これらの動きは、テールが水流になびいてプルプル、テールの動きに合わせてボディーがローリングなどのアクションをしている、いわゆる「視覚的なアピール」で、アピールの強さとしては強くはありません。
では…
ハイブリッドスイマーはどうでしょう。
速巻きしてみて下さい。
ぐるぐる巻いて下さい。
動くスピードまで巻きスピードを速くしてみて下さい。
すると…
アイを支点にスイングしながらウォブリングします。
例えるなら「ワイドに泳ぐリップ付きのミノー」ですね、確認してみて下さい。
スローにリトリーブすると最初は動きませんが、ある一定のスピード以上から「動」に切り替わります。
何度も言いますが、コレが最大の「キモ」です。
つまり…
テールがなびいて動くアクションとは違い、ヘッドが水流を受けてリップの役割をして、なびくのではなく水流を攪拌して「泳ぐ」アクションです。
つまり…
勘のいいアングラーならもうおわかりですね。
そうなんです、ワーム素材でありながら「アピール力」がずば抜けています。
ハイブリッドスイマーがソフトベイト素材でありながら、激流エリアのシーバスや真鯛、広大なサーフ、回遊系の青物に非常に有効なのはその効果の実証です。
ソフトベイト素材でありながら、得意なピンの魚を食わせる性能だけでなく、広範囲に存在をアピールして集魚します。
しかも…
先に少し言いましたが、素材はソフトベイト。
フィッシュイーターがその強い波動でハイブリッドスイマーを見つけて接近して、食うかどうか迷う最後の判断。
目の前にソフトベイト素材。
そうなんです、迷わないんです。
ハイブリッドスイマーを見つけたフィッシュイーターは、全力で食いに来ます。
だから丸呑みが多いんです、このルアーは。
そして、最大のキモだと何度も言って来ましたが、「静から動」への動きの変化。
スーッと静かに存在を消して移動している泳いでいないものが急に泳いで逃げる。
慌てるんですよね、フィッシュイーターは…この「逃げるアクション」に。
そしてその逆、「動から静」への動きの変化。
ウォブリングしながら泳いでいるハイブリッドスイマーを見つけて追尾、急にスピードが落ち泳ぎをやめてスーッとスローに「静」のアクションに変化。
同じスピードで追尾していたフィッシュイーターとの距離も、スピードダウンにより詰まり、目の前にハイブリッドスイマーが近寄る。
食うんですよね。
これが食うタイミングなんです。
これを意図的に作ってやると…
面白い様に、食わせたいタイミングでバイトがある。
具体的に言いますと…
「速巻き10回転に0.5秒程度のストップ一回」
このストップが、動から静への食わせの間になります。
「ボトムでスロー巻きから、3〜5回転速巻き、再びスロー、速巻きを交互に」
静から動へ、逃げるベイトを演出します。
……………
ハイブリッドスイマーの使い手が皆同じ事を言います。
「自分で釣った感が強い」
私は、モノづくりにおいて、ほぼ100%実釣を通じてヒントやアイデアを得ています。
逆に実釣でないと本当のキモは理解出来ないと思っています。
ですので
使い方が少し難しいけど、「使いこなせれば強烈な武器になるモノ」を発売します。
それがBROVISの基本的な姿勢だと言えます。
使い方は出来るだけわかりやすく、メディア等で紹介したいと思っておりますが、時々こうやって詳しくお話しさせて頂きたいと思います。
次回は、ハイブリッドスイマーのステッピングについて解説したいと思います。
来春発売タイニードロップ15g ニンブルのお話し
2015.10.01 Thu. 16:57 -edit-

はい皆さんこんにちは。
タイニードロップ15gニンブルですが・・・
これですね♪
(これはラインナップに追加予定の赤金。)

少し特徴を説明致します。
まず、アイが3つあります。
今まではタダ巻きオンリーの釣りでしたが・・・
シーバスアングラーの増加で普通にしても釣れにくくなって来ましたね。
一番前のアイの「ファーストアイ」でキャストして巻くと、
皆さん驚くと思います。
巻き抵抗が超軽い・・・
しかもスイングアクションに強めのローリングアクションで、
超高速巻きでリアクションバイトが誘発できます。
そして、スイム姿勢がほぼ並行。
と言うより、ほんの少しだけ上向き?かもです。
水深1m足らずのシャローエリアでも、
表層リトリーブが可能なんです♪
そんときの魚の一部がコレ。
ボトムに色々沈んでて、このアイを使わないと、
全部ロストします。(泣)

河川でもかなり釣ってます。
いや、すでに釣りまくっていると言えます。(笑)
で、
真ん中のアイは、標準的なポイントで、
普通に投げて巻くだけで釣れるアイポジション。
シェイプを極限まで薄くビルドアップを繰り返し・・・
硬質ステンレス0.8mmは強くて簡単には曲がりません。
ですので立ち上がりが超よくて・・・
「キレッキレ」のアクションで、
どなたに使って頂いても・・・
簡単に釣れます。
ホントです。(笑)

そして「サードアイ」
一番後ろのアイは・・・
春の淀川で激ハマり、ボトムノック釣法や・・・
底付近をスローに巻いて見せて食わせたい時や・・・
バイブの定番メソッド、リフト&フォールで使用します。
3つのアイの使い分けを、絶妙のバランスで作ってますので・・・
使い分ければ、ただ投げて巻くだけ+α・・・
一歩進んだメタルバイブとして、
攻略の幅が広がります。
つまり・・
普通に釣っていても釣れにくい状況でも・・・
釣れる可能性と引き出しが・・・
大きく増えると言う事です。
3つのラインアイには明確な意味があるんです♪
そして・・・
搭載しているフックは・・・
本体が58mmと小粒ながら・・・#8を標準装備。
ややこしい場所で掛けたナイスサイズや、
強烈ヘッドシェイクを繰り返すファイターでも、
余裕、大丈夫です♪
こんなやつです。(笑)

あっ、もちろんお約束の飛距離ですが・・・
安心して下さい(笑)
超飛びます♪
発売は来季ですが、
春のパターンには間に合いそうです♪
皆さんお待ちくださいませ。
大阪湾青物、完全開幕!ハイブリッドスイマー、スピンで♪
2015.09.20 Sun. 17:28 -edit-

毎回、自撮りが微妙に面白く撮れるように頑張っていますが・・・
気がついてくれた方は何人おられるでしょう。(笑)
さて、最近は絶好調の「青物」へ出かけております♪
シーバスがもちろんメインなんですが・・・
時々美味しい魚が釣りたくなるのは釣り師の性ですね。
最近はついに武庫川一文字まで青物が突っ込んで来ましたねー。
明石からサワラが消えたと思ったら、ここまで入っていたんですね。
(^O^)

サワラ、ツバス、サゴシ、時々鰤・・・

すごい勢いで釣果が出ました♪

朝の一時は入れ食いでした。
ルアーは・・・

ハイブリッドスピンと
ハイブリッドスイマー♪
ジグやバイブレーションで反応が薄い場合でも、
本当によく当ります。
スピンはスピンテール系でありながら、全体のシルエットが大きく・・・
アピール力があります!
ですので、売当初から青物にも超有効だと知っていましたが・・・
釣友があまりにも美味しそうな魚を、毎回スハイブリッドピンで釣り上げるので・・・
狙ってみました!
タックルは強めのシーバスロッドにPE1.2号以上、リーダーはサワラ対策に40lbを結束。
釣り方は、サワラ、サゴシ、ツバスは表層速巻き。
鰤、メジロはボトムからの巻き上げが有効です♪
フックは大物対策にフロントがRB-Hの6番、リアが無しかSPMHの8番に交換です。
ちなみにリア無しでもツバス、バンバン掛かります。
サワラに丸呑みラインブレイクされないように、当たりがあれば巻合わせで、
口の中から一気に引っ張り出してフッキング。
運が悪いと切られちゃいますが・・・

最後はこれで美味しく頂きました!
皆さん連休中に是非、青物ゲットして下さいませ。
(^O^)
TINY DROP NIMBLE 15g
2015.09.08 Tue. 22:25 -edit-
2016年3月発売予定です。
(特徴)
シャローエリアや河川攻略のウェイト設定。
0.8mm硬質ステンレス採用。薄く水切れの良い形状、立ち上がりがよくキレのある基本アクション。
(スリーポジションアイ)
セカンドアイ・タダ巻の基本ポジション
ファーストアイ・超高速リトリーブでも巻き抵抗が小さくローリングしながらアピール。
サードアイ・スローに魅せる、ボトム攻略、食わせのポジション。
写真は皆さんの要望が高かった赤金です。
カラーラインナップが決まればまたお知らせします。

Rockfish Festival 2015 大成功でした。
2015.08.24 Mon. 23:12 -edit-

Rockfish Festival 2015
はじめての試みでしたが・・・
予想以上!非常に楽しく、素敵なアングラーの方が沢山集まってくれました。
音楽のRock!そしてRockFish!
非常に面白い企画でした。



来年もパワーアップしてやります♪
参加者の皆様、そしてスタッフの皆様、ありがとうございました!
ご協賛いただきました各メーカー様、
大盛況のうちに無事終えることが出来ました。
ご芳志に対し、この場を借りまして、深く感謝と御礼を申し上げます。
ありがとうございました。
宮川 靖